蓮姫さまとメロンくんの「甘くない生活」

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2008/08/29

コロラド南西部5泊6日の旅 その6 テリュライド 2

実はテリュライドに関して書くことはあまりない。
この旅行の中で一番のがっかりがこの街だった。
何を期待してたのかと言われると別に特にないんだけどねえ。
雨が降ったのも痛かった。
朝からしとしととずーっと一日中冷たい雨が降った。
テリュライドにいた二日間とも降った。
雨のロンドン(の近くのレディング)から太陽を求めてやって来たサラには
ほんとうに気の毒なことだった。

宿で初めてガイドブックを開いて読んでみたんだけど、
テリュライドはアメリカのセレブが好んでやってくるところらしい。
オプラ・ウィンフリーとかシュワルツネッガーとか常連で、
ここにプライベートジェットでやって来るそうだ。
どおりで売りに出てる家の値段がやけに高いはず。
街なかにある、私達の家より小さな家が百万ドル位するんだからびっくり。
街のどこも何かか建設中で、スキーのシーズンオフだからかもしれないけど、
たぶんここはセレブ達のおかげでまだ住宅バブルが続いてるんだろう。

テリュライド1
奥に見えるのは、向こうの丘の町とを結ぶ無料ケーブルカー。

テリュライド3
ケーブルカーで行った丘の上から見たテリュライド。谷間に街が広がっている。
右に見えるのはスキーリフト。
この丘と、Mountain Villageというもうひとつの街を結ぶケーブルカーもあって、
行ってみたけど、その街はスキー客のためのショッピングセンターでつまらなかった。

最初の夜に食事したのはタイ料理の店。
アメリカ人とイギリス人には好評だったけど、
アジア人のスタンダードからすると、エセの域を出なかった。
二日目の夕食は、まあ、こんなしゃれた店がこんな小さな山の中に?っていう驚きの
レストランだったけど、じつはこの街にはそういう店やレストランがたくさんあって、
狙いが見え見えでいやらしい感じがしないでもない。
湯布院の悪い部分を思い出させる街である。
でも、料理はおいしかったよう。
タラトゥイユ
ラタトゥイユの上に海老フライ。15ドルくらいだったと思う。これで前菜。
サラと私は、前菜とデザートだけにしておいた。
サラの理由は量が多すぎて食べきれないから。
私の理由はそれに加えて値段が高すぎるからだい。

たぶん、テリュライドへの旅行はこれが最初で最後でしょう。
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2008/08/29

コロラド南西部5泊6日の旅 その6 テリュライド 1

旅の4日目はテリュライド(Telluride)。デュランゴから北に約115キロの道のり。
今回の旅行の中じゃ、一番短い移動距離。

去年のクリスマス、地元のラジオでよくニッティー・グリッティー・ダート・バンドの
「コロラド・クリスマス」と言う曲がかかってた。
カリフォルニアのクリスマスはうそっぽくってつまんないな~、
コロラドが寒くてほんとのクリスマスっぽくていいよな~っていう曲なんだけど、
いくつかのコロラドの町の名前に混じって、
このテリュライドというのも曲の中に出てきてた。
テリュライド。
テリュライド。
なぜかこの名前に惹かれてしまって、メロンが旅程の中にこの街を入れた時
ちょっとうれしかった。
帰って来て調べてみたら、tellurideというのはテルル(tellurium)という物質の化合物
という意味らしい。
全然素敵な意味じゃなかったけど、テルルって名前は可愛いかもしれない。

レイトチェックインになりそうだからとメロンがテリュライドの宿に電話をしたとき、
6時過ぎには係員がいなくなるから、鍵は入り口外の箱の中に入れておくからと
箱に付いたコンビネーションキーの番号を教えてもらっていたけど、これが開かない。
しばらくすると別のチェックインの客が来たから、
自分たちが聞いた番号が間違っていたかもとその人に聞いてみると、
レイトチェックインの連絡をした時、鍵は箱の中に入れておくとは言われたけど、
コンビネーションキーのことなんて言われなかったとな。

オーマイガーッ

係員不在の時間帯に呼び出しをかけると、1回につき45ドルチャージされると書いてある。

オーマイガーッ

結局番号は正しくて、がっつり引っ張ると開いたんですけどね。
やる気のないロッジだなあ。

デュランゴの女の宿がかなり予算オーバーだったもので、
ホテルの予約担当だった私は、このテリュライドで宿代をケチっていた。
B&Bはものすごく高くてとても泊まれなかったし、
この宿はエクスペディアで126ドルのところ99ドルのお値打ち価格だったんだ。
メロンに聞いてみたら、テリュライドにはどうせたいした宿はないから
そんなもんでいいと言われて予約したんだけど、
行ってみてディスカウントの理由が分かった。
工事現場
すぐ横が工事現場だったのよ~。むかっち~。
エクスペディアの同業他社ホテルズ・ドット・コムのTVCMを地で行く私。
(ホテルに着いた夫婦がしゃべろうとすると、壁の向こうから工事の騒音が聞こえて、
しゃべろうにもしゃべれない。ホテルズ・ドット・コムで予約するなら、
こういう情報もすべてわかりますよ、ってやつ‥‥)
ネットで見たときの感じはすっごく良かったんだけどね。
テリュライドロッジ これで99ドルなら誰だって予約するでしょ~。
実際には学生時代の同級生ヒロコが住んでいた女子専用アパート「あおい荘」
(木造築35年、1ヶ月ガス代込み1万5千円)って感じ。

「街で一番のホテルって訳じゃなさそうねえ」と、サラ。
抱えて来たポンドでもっといいホテルにも泊まれるのに、
私が家計を気にしてケチって悪かった。
しかし、メロンが「こりゃスキーロッジの中でも低級だ」とか「壁が薄い」とか
「家具がチープすぎる」とか畳みかけるように文句を付けるのには頭に来た。
「あんたねえ、ここを予約したのはあたしで、こんなとこにしちゃったことを
反省してるんだから、そんな次々に文句つけなくていいんじゃない?」と言うと、
「文句付けてるんじゃなくて、ただ本当のことを言ってるだけ(←よくこう言う)。
知ってて予約したわけじゃないんだから、あんたのせいじゃないでしょ。
気にする必要ないじゃない」って言いつつ、
「ブラインドがボロ」とか続けるわけですよ。

これが日本人なら、心の中ではシケた宿だと思いつつも予約した人に気を遣って、
「あ、でも壁紙可愛い」とか「これで99ドルなら文句ないよね」とか言ってくれるはず。
あ~あ、次は優しい日本人の女性と旅行しよう。
2008/08/29

アレックスと自転車

先週の月曜日の朝、1年間英語のクラスで一緒だったターニャのダンナさん
アレックスをうちの近くで見かけた。
以前は車で通勤してたはずだけど、私が見たときは自転車に乗ってた。
ターニャもアレックスもチェコ出身だけど、
アレックスはまだ若い頃にアメリカに来て教育を受けたみたいで、
英語は流暢だし市民権も持ってる。
でもカジュアルな格好してもどっかヨーロッパ的雰囲気がただよってるのが不思議。

初めてアレックスに会ったとき、誰かに似てるなあと思ってたんだけど
PLOのアラファト議長に似てるのよ。
アラファト議長を190cmくらいにひょろなが~く伸ばした感じ。
そののっぽのアラファト君がしゃんと背を伸ばして、
なが~い足を持て余した感じでのーんびりシティーサイクルをこいで行くのを見ても、
やっぱアメリカ人じゃない感じ。
アメリカ人はレース用の自転車に乗ってる人が多いからかもしれない。
みんな流線型のヘルメットかぶって、ツール・ド・フランスにでも出るような格好して
Cycling is my life!と体中でアピールしている風。
たとえただ通勤してるだけでも。
主義主張を持つことは大切だけど、それ以上にそれを人にアピールして
「あたしはこういうヒトなの!」と知らしめることがもっと大切なんだろうなって感じ。

なが~い足でゆったりと自転車こいでるアレックスの周りだけ、
違う風が吹いていた気がする。
また見たいな。
2008/08/23

オリンピックの旗の下

私とメロンがテレビを見る7時から11時までの間に見られる競技は、
なんかどうもアメリカ中心でつまらん。
考えたらアメリカは参加競技が他の国より多いし、強い選手が多いだろうから
いつまでたってもアメリカ選手の供給があるわけだよ。
私が日本人選手を見られたのは、水泳と体操でちらほらくらいじゃないだろうか。
あとネットでソフトボールを見たな。
ま、ピンポイントでこの競技を見たい!って思っても、
日本みたいな時間と競技を詳細に記載した番組表がないから見ようがないんだけど。

ってなわけでワタシ的には全然盛り上がってないんだけど、
Yahoo! Japanのコメント欄を読むと結構鼻息荒くなったりする。
曰く、
「日本選手へのブーイングがひどい」
「不人気競技には政府がサクラを送り込んでる」
「観客のマナーがなってなくて、うるさすぎる声援で選手が困惑している」
「中国選手寄りの審番が多い」
などなど。
アメリカのテレビを見る限り、そんなことには全然気づかなかったなあ。
割と成功してるじゃんと思ってた。

しかし、女子体操。
メロンはショーン・ジョンソンちゃんにすっかりココロ奪われてしまった。
          ショーンちゃん  ←らぶり~♪な笑顔

おじちゃんは毎晩毎晩女子体操を見続け、ついにつぶやいた。
「中国選手は、失敗しても完璧だった他国の選手より点数がいい。」
そりゃ、やってる技が高度かどうかでも違って来るでしょと思ってたんだけど
(だって雑技団の国だし)、
NBCで体操のコメンテーターのベラ・カローリという元アメリカチームのコーチが、
中国選手の点数が演技に対して高すぎるというのを聞いて、
メロンは自分は正しいと確信に至ったみたいだ。
まあ、開催国の選手に有利なジャッジって珍しくもないとは思うけど、
アメリカって負けるのイヤなんだろうな。

今、アメリカメディアは中国選手の年齢詐称疑惑を暴こうと躍起になってる。
アメリカに来るはずだったメダルが、不公平なジャッジで中国に渡ってしまったのが
悔しくてたまらないらしい。
いや、正義のためにも、是非暴いて欲しいけどさ。

続きを読む
2008/08/19

すてきなカーテン

カーテン

引っ越し前にブラインドを注文したけど、
2-3週間かかるってことで当面のカーテン代わりのベッドシーツ。
古くてもほころびててもイタリア製ざますのよ、おほほ。
上部を押しピンで留めて、荷造り用のひもで結ぶとあら素敵。
とってもベッドシーツには見えないわ。(見えるって。)

ブラインドは全部届いたんだけど、来週まで取り付けできないので
あと一週間はこのまま。
このまんまでもよかったりして。
2008/08/16

コロラド南西部5泊6日の旅 その5 シルバートン

旅の三日目は、
デュランゴと76km北に位置するシルバートンを結ぶ蒸気機関車に乗ることにした。
蒸気機関車1シルバートンに駅はなく、道のど真ん中に汽車が止まる

シルバートンはこの辺りに多い鉱山の町で、
シルバーがトン単位で採れたからこの名がついた、というのはうそです。
何が採れたのかシルバートンのHPに書いてあると思うけど、
読むのが面倒なのでパス。
とにかく掘ったら何かが採れたので、デュランゴの町から人を運び、
採れた鉱物をデュランゴの町に運ぶのにこの鉄道は建設された。
山肌にへばりつく鉄道から、息をのむほど美しい渓谷が見られるので、
今は、観光鉄道として使われている。

蒸気機関車が引っ張る客車には、
オリエンタル急行並みのプレジデンシャルクラス片道$159から、
子牛を市場に連れて行くドナドナ貨車並みの片道$75までいくつかのクラスがある。
プレジデンシャル オリエンタル急行
  ドナドナ ドナドナ

汽車だと片道3時間もかかるので、デュランゴからシルバートンまでは汽車、
帰りはバス(所要時間1時間半)を使うのが人気らしいけど、
私達は前日に予約したもんで、その反対のパターンしか取れなかった。
私達の席は、松竹梅の梅の上と言ったところの普通のコーチクラス。
  コーチ 梅の上

梅の上はドナドナとは同じ料金で、じゃドナドナの方が楽しそうじゃんと思うでしょ。
ドナドナはもろに煙をかぶるから、しまいにゃ石炭まみれになるらしい。

バスのドライバーガイドは、デュランゴからシルバートンまでの1時間半、
ずっと地域の歴史や地理やニュースなんかを話してくれた。
誰かが「エルクがいる~」と叫べばこの辺りの野生動物のことを話し、
渋滞にかかれば交通事情のことを話し、本当に知識の豊富な人だった。
日本だったら「ガイドがうるさくて眠れなかった」と文句のひとつも出るところだけどね。
西洋人はあまり寝ないみたいね。

シルバートンは標高2,975m。
西部劇の舞台になりそうな町で、内務省から国の歴史地区に指定されているらしい。
デュランゴとの標高差は1,025m。
佐賀県が誇る背振山よりちょっと低いくらいの山を登って来たことになるわけだ。
シルバートン1 シルバートン2
シルバートンの素敵な写真は全部メロンのカメラの中にあるんだな、これが。
この写真じゃ町の様子があまり分からなくて残念です。

車内  車内インテリア
ANIMAS RIVER DSNG1 DSNG2 ANIMAS RIVER 2 ラフティング  
アニマスリバーの流れが近くなったり、深い谷底に沈んだり、
汽車が崖にへばりついて走るのが見えてハラハラしたり、
3時間はちょっと長過ぎる嫌いがあるものの(ま、元々観光用じゃないからね)
豪快な自然が満喫できる汽車の旅だった。

そうそ、ちょっと驚いたのが、デュランゴの駅が近くなってくる頃、
住宅の裏を汽車が走っていくんだけど、家々の裏庭と線路を隔てるものがなにもなし。
小さい子供のいる家の裏庭には滑り台とかブランコとか置いてあるんだけど、
その5メートル先を線路が通るのにフェンスがある家なんか全然ないんだ。
日本では考えられないよね~。
2008/08/16

雨降り

8月15日、日本ではお盆。ここではただの平日。
去年の今日はUSCIS(移民局)でグリーンカードの面接だったけど、
今年は家のクロージングの日。このうちが私達のものになる日です。
売り手側の提案で7月15日から1ヶ月間は賃貸で住んでるんだけど、
実際クロージング前に住んだりするのはローンの規約に反するそうで、
バレるようなことは何も言うなとメロンからお達しが。
かかか、シャベりすぎて墓穴掘るのはいつもあんただよ。

20ほどの書類にサインして、クロージングのコストを支払って結構あっけなく終わり。
出席したローン会社や不動産会社の人達から「おめでとう」と声をかけられ、
あんたたちもこの住宅不況の中商売成立でおめでとうと心の中で答える。
30年ローンを組んだけど、私とメロンの年齢でこれから30年払っていけるはずもなく、
宝くじにでも当たらない限り、どこかの時点で売りに出すことになるのは間違いない。
その時、今より住宅状況がずっとずっとよくて買値より高く売れたらいいなあと、
もうすでに売ることを考えてたりして。
手をかけて高く売れるいい家にしていこうっと。

昨日の夜からデンバーはずっと雨。
年間350日は晴れるデンバーで(メロンの言うことだから正確かどうか責任持てない)、
しとしと一日中雨が降り続くのはめずらしい。
しかも、涼しいを通り越して寒い。
「まるで9月の洞爺湖の様だわね~(一回しか行ったことないけど)」と今朝思ってたら、
さっきはショートダウンコートを着てフードかぶってブーツを履いてる子を見た。
んな、あんた大げさなと思ったけど、車についてる温度計によると摂氏10度。
この週末はずっと雨らしいから、私もコート出した方がいいかもしれない。

でも、これでデンバーの夏は終わりじゃないはず。
朝晩はもう涼しいけど、太陽さえ出ればまだまだ暑い日が戻ってくるはずだ。
でないと、デンバーに住んでる意味がない。
2008/08/15

トイレのネイティブアメリカンの花子さん

メサ・ヴェルデの中の土産物屋で見つけた逸品。
             ネイティブアメリカンの花子さん 

トイレの花子さんのルーツはネイティブアメリカンにあったのか。
ネイティブアメリカンがトイレの花子さんを見てインスパイアされたのか。
花子さん2




この疑問に衝撃が走る!!
(この衝撃も非常に局地的なものと思われます。)
2008/08/15

コロラド南西部5泊6日の旅 その4 メサ・ヴェルデ

8月3日、旅行二日目、メサ・ヴェルデに行った。
行くまでメサ・ヴェルデって町の名前だと思ってたけど、国立公園でした。
あんた、元旅行会社勤務だったらそれくらい調べとけよ~って
自分に突っ込み入れてみたりするけど、ま、自分の旅行なんてそんなもんね。
人が立ててくれた計画に乗っかるだけで何もしないのが楽だも~ん。

メサとはスペイン語でてっぺんが平らな山のこと。英語で言うとtable mountain。
ヴェルデは緑色のことだから、「緑色の台形の山」。
メサヴェルデ
まんまの名前です。
この山の後ろに211平方キロメートルの広大な国立公園が広がってます。
どれだけ広大かというと(だから211平方キロメートルだってば)、
なんと鳥栖市の3倍です。
おおおおお。(この驚きはもしかしたら局地的にしか理解できないかもしれません。)
メサの麓にある公園入り口からビジターセンターまで24km。
2.4kmでも、広いねえ~と言うと思うけど、
24kmだとはっきり言って広さにうんざり。
「あんたの国が広いのはもう分かったけん、縮めて移動を楽にしちゃってん」と言いたい。
だが、誰に?

ここの一番人気はCliff Palaceという、崖のくぼみに作られた住宅群。
クリフパレス
ガイド付きツアーが約1時間で参加費3ドル。
ここが一番人気なのは、住宅群のすばらしさもさることながら、
ビジターセンターから一番近くて、登るはしごの高さが一番低いことにあるからというのは間違いない。
他のところなんてはしご10m登るなんて書いてあるもん。
5mのところで足がすくんで身動きできない自分を想像しただけで身がすくむってもんよ。

しかし、ネイティブアメリカンの歴史は哀れなものだ。
スペイン人とアメリカ人に次々に陵辱され、虐殺され、土地を奪われ、
今ではマイノリティーと呼ばれて白人に軽んじられている。
ネイティブアメリカンとその文化を高く評価する風潮を感じないこともないけど、
ポリティカリーコレクトで表面的な感じがする。
日本人とアメリカ先住民は同じモンゴロイドでルーツは一緒だけど、
祖先の行き着く先が違って民族の歴史は大きく変わってしまったんだな。
もしかして1万4千年前にアメリカ大陸にたどり着いたのが自分のご先祖様だったらと思うと、
この地を見る目も違って来るね。
しかし、スペインではこういう虐殺の歴史をどういう風に教えてるんだろうか。
「黄金を求めて原住民を虐殺しまくりましたが、国家の繁栄のためには当然のことです」とか。
今度スペイン人と知り合ったら聞いてみよう。(いつだよ。)

国立公園の中にホテルがあって、ここに泊まったら砂漠の美しい夕日を堪能できるかもしれない。
エアーズロックのシャンペンサンセット(夕日を愛でながらシャンペンを飲むオプショナルツアー)は
有名だけど、コロラドの砂漠の夕日も七色に色を変え息をのむほど美しいらしい。
残念ながら、私達はこの旅行中一回もそんな夕日は見られなかったけどね。
2008/08/14

ビーチバレーの不思議

カリフォルニアの砂浜で二対二でやるバレーボールがオリンピック種目になって、
なぜ日本の会社の屋上で昼休みにつっかけ履いてやるバレーボールがならなかったのか。
きっとアメリカ人は遊びを遊びと思わず真剣にやるアホな人達で、
日本人は遊びは遊びと軽く楽しむだけの賢明な人達だからだろう。

女子のユニフォームがビキニである必要性も分からないけど、
男子のユニフォームがなんでダボダボなのかの理由も分からない。
カルバン・クラインの下着広告風ユニフォームにすれば、
いろんな方面からのファンが増えると思うけど。
いろんな方面からのファンはいらないんだろうか。
いろんな方面からのファンがいた方が楽しいと思うけど。

ビーチバレーねえ‥‥
2008/08/14

残暑見舞い

毎日暑いっすねえ!
テニスボールじゃなくて氷でも投げてくれりゃいいものを、
ったく気が利かない飼い主を持つと人生大変ですよ。
でも、ま、バカな飼い主ほど可愛いって言いますからね。しょうがないっすかねえ。
あはは~。
残暑見舞い

2008/08/14

コロラド南西部5泊6日の旅 その3 デュランゴの女の宿

おかみがどうあれ、宿はとってもすばらしかった。
ハイウェイからすぐなのに、緑にあふれ、裏庭にはアニマス川が流れ、
のどかそのもの。
ログウッド裏庭から     ログウッド裏庭
ログウッド部屋

それだからこそあの女が口惜しや、ってとこなんだけど、
それでも私はあの宿には星五つつけるな。
おかみが不機嫌な時に近寄らなけばいいわけだし、ま、なにかあっても
旅行のちょっとしたアクセントってことで考えればいいかも。
支払いは現金かチェックがいいかもね。

そういえば、二日目の朝、体の大きな黒人女性が来て、
「あたしアシュリー、ここのシェフなの。昨日の夜勤務の予定だったんだけど、
車ぶつけられちゃって来れなかったの。でも、今日はいるから何かあったら
いつでも言ってね~。旅行楽しんでね~」と、人懐っこく話しかけて来た。
後で、メロンに「ほら、あの女の人、シェフって言ってたでしょ」と言うと、
「男だよ。」
「わわわ。」
「男だよ。女って呼ばれたいかもしれないけど、男。」

バラエティーに富んだスタッフがそろってます。
2008/08/14

コロラド南西部5泊6日の旅 その2 デュランゴの女

デュランゴでの宿はインターネットで見つけたB&B。
ちなみにB&Bには、洋七・洋八以外にBed and Breakfastという意味もあって、
京都の片泊まり旅館というか、夕食なしのペンションというか、そういうものです。

Logwood Bed and Breakfast Lodgeはハイウェイ550からちょっと脇道を下ったところにある。
インターネットで見つけた時、すっごくいいなあと思ったんだけど、
この宿に関するコメントがちょっと面白かったんだ。
五つ星が満点なんだけど、コメントを残した人は星五つか星ひとつかのどっちかだけで
その間が全然ない。
五つの人達は「すばらしいところだ」って絶賛。
ひとつの人達は「ものすごく無礼な(rude)女がいて不愉快だった」ってけちょんけちょん。
予約をするのが遅かったので他に取れるところもないし、
無礼な女もちょっと見てみたい気がするしで、ここを予約したわけ。

私たちを笑顔で出迎えたのは、美人と言えば言えないこともない50代くらいの女性。
パーマのかかったロングヘアを無造作にアップにして、
顔は細いのに胸からお腹にかけてたわわにお肉がついてるけど、
脚はすっごく細いというアメリカの4コマ漫画に出てきそうな冗談みたいな体型。
あまり清潔感のないどっか崩れたような感じがする、
売春宿のおかみ(「でもあたしもまだ現役よ」)って感じ。

部屋を案内してくれる彼女がしゃべることは私にはあまり分からかったけど、
サラが時々私の方をこっそり振り向いて口をへの字に曲げていた。
しゃべりっぱなしでちょっと変な感じの人だけど、笑ってるし無礼って訳じゃないので
ネットで話題の無礼な女は今日は休みなのだなと思っていた。
でも、夕食に行く前サラがおかみのことをcrazyだと繰り返してたので、
rudeだと思う?って聞くと、ある意味そうかもねと言った。
あの女がネットで話題の女かな?と聞くと、可能性ありってことだった。

ここには二泊したんだけど、二泊目の夜、次の朝は早めに朝食を出してもらって
早めにチェックアウトしたいと伝えたかったのに、夜8時には宿の人はもう誰もいなくて、
しょーがないから一か八かその場でお願いしてみようってことになった。
で、次の朝7時半くらいから、私とメロンの部屋の横のキッチンからカチャカチャと
音が聞こえて来たので、シャワー中のメロンに代わり
ちょいと私ががんばってお願いしてみようと行ってみた。
(こういう風に「努力する」姿を時々メロンに見せないといけないのだ。)

おかみは手伝いのヒスパニックの女の子達に何やら怒鳴り散らしてた。
時間を取られたくないらしく、私に気づいているのに気づかない振りをして
(そういうのってわかるよね)くるりと背を向けた。
負けたらでけん!と思い、小さな声で(負けてるし)Excuse me‥‥というと、
おかみは後ろを向いたまま空を仰ぎ、「ア~イヤイヤイヤイ」と大きなため息。
これは辞書には載ってないが、
「あ~あ、ったくもう、いいかげんにしてよ」という意味であることは明白である。
おかみは無理矢理こっちを振り向いたが、笑顔を作ろうという努力はしなかった。

私「すみません、今日早くチェックアウトしたくて、朝食も早めにお願いした‥‥」
おかみ「ダーメっ!朝食は8時半からって決まってるのっ!
今日は17人も客がいて大変なのよ!でーきーまーせーんっ!
私「(むっとする)(だったら1時間早く出てこいよ、バ~カ)」
おかみ「(1ミリばかし反省する)テイクアウトだったら用意できるけど。」
私「そうしてください。助かります。(あ~、あたしってオトナ~)」
おかみ「はいはい、どうも。」

手伝いの女の子達が申し訳なさそうに私を見てた。

メロンに朝食テイクアウトの手配終わりと伝え、
どれだけおかみが礼を失した態度だったか教えると、
「自分がサービス業に就いて、客からもらう金で食べているということをわかってない
奴らが多すぎる」と演説をぶっこき始めた。
私も「日本の宿のホスピタリティーを見ろ!日本に来て研修しろ!」と空しく吠えた。
出発の準備ができたサラがやって来たので、また一部始終を話して聞かせた。
怒りは言葉の壁を越えるのだ。
「で、狂える女に立ち向かってチェックアウトする準備はできてる?」
とサラに聞かれ、
「誰かが行かねばなるまい」と、メロンは雄々しく立ち向かっていった。

最初の一泊はデポジットとして二部屋とも私のクレジットカードで支払済だったので、
二泊目はサラが払って貸し借りなしってことにしたかったのに、
おかみはすでに二泊目も私のクレジットカードで清算していた。
「今日はこの精算書が17枚もあるから、あ~、もう大変。これはあの部屋、
これはあの部屋っと。あ、クレジットカードの情報はちゃんと破棄しますからね。
安心してね。私は有能なの。大丈夫よ」と、またしゃべりっぱなし。
客が17人で精算書が17枚ってことはないだろうとは思ったけど。有能らしいし。

宿を出たところで、サラが
「クレジットカードの利用状況、ちゃんとチェックした方がいいね。」
「もちろん。あの女は信用できない」、とメロン。

果たして、後日チェックしてみると、
私達のカードには一泊余分にチャージされてたのであった。

B&Bのサインの横には不動産屋のFor Saleのサインもあったので、
あそこは売りに出ているみたいだ。
あのおかみはオーナーではなく雇われマネージャーらしいけど、
いつか宝くじが当たったら私とサラとであの宿を買ってやつをクビにして、
ホスピタリティーあふれるすてきなB&Bにしようと誓い合ったのだ。
Royal and Imperial Logwood Bed and Breakfast Lodge
RoyalかつImperial。向かうところ敵なし。
2008/08/14

ジューリデューリ

昨日、また家関係でサインしないといけない書類があるからと
メロンの会社に呼び出され行ってみると、
「明日のジューリデューリがなくなった~!ジューリデューリがなくなった~!
わっほ~い」と、今にも踊りださんばかりの喜び。
ジューリデューリと私の耳に聞こえたのはjury dutyで、陪審員の召喚のことであった。
前にメロンのオフィスに来た時、机の上に召喚状が置いてあって、
「ほえ~、陪審員でほんとに呼び出されちゃうのね~」と思ってたんだけど、
昨日(審理の前日)の午前中に電話がかかって来て、
「310番目で全部埋まったからあんた来なくていい」と言われたそうだ。
ちなみにメロンは320番目の男だった。
え~、12人埋めるのに310人にも電話するわけ?と思ったら、
その日に行われる審理はひとつだけじゃないよってことだった。
とってもたくさんの人が罪を犯しているわけね。

夕方に会社に迎えにいった時にもまだ喜んでて、
「ああ~、ワインでお祝いしたい感じ~。うっれし~」と今にも踊りだしそうな感じ。
「雨に唄えば」の雨のシーンのジーン・ケリー、
あれを想像してもらえれば雰囲気がつかめるかと。
♫What a glorious feeling! I'm happy again. ←まったくこの通り。

で、こっちを向いてはたとマジ顔になって、
「陪審員をしたくないって言ってるわけじゃないんだよ。
今まで何回もやったし。あれは必要なもんだから。
でも、今は新号前の忙しい時で、陪審員やってるヒマなんかないわけよ。
何日拘束されるか分からないし。ああ、行かなくてよくって嬉しいいいいいい」
と言って、また踊りだしそうになった。

しかし、ここまで喜んでおいて「陪審員をしたくないわけじゃない」ってのも
説得力がないよね。
2008/08/13

英語でしゃべらナイト??

コロラド南西部旅行の話はまだまだ続きます。
しかし、ここでNHKからのお知らせが。

旅行を終えた翌日の8月8日金曜日、
野球観戦をしたことがないイギリス人サラのためという名目で
またまたクアーズフィールドにロッキーズの応援に行ったわけですよ。
すると、日本のテレビ撮影クルーらしき一行が正面玄関におるやないですか。
もうコロラドに日本人選手はいないし、シーズンは何も盛り上がってないし、
対戦相手のドンケツサンディエゴの井口関係の取材なんてことがあり得るか?
と思いつつじろじろ見ていると、なんか知った顔が。

ロッキーズの野球帽をかぶったあそこのあのガイジンは、パックンやないの。
彼がコロラド出身でロッキーズのファンだとは知っていたけど、
これは英語でしゃべらナイトではないかい?
パックンの横にはなにかへにゃへにゃした日本人女が。あれは押切もえだ。
これは絶対英語でしゃべらナイト・コロラド編やね。

私が着いた時にはクルーもリラックスした雰囲気だったから、
きっともう撮影は終わってたんだろうけど、
万が一、ひょっとして、もしかして、
あたりをうろうろしつつ写真撮ってるアジアなおばはんが映ってたら、それはあたし。

いつの放映か知らんけど、みんな見てね~。
(っつーか、ほんとにスッピンのあんな格好で映ってたら大変だわ~。)
2008/08/12

コロラド南西部5泊6日の旅 その1 デュランゴ

8月2日土曜日、
G.B.をビッグバックヤードに預け、3人シビックに乗り込み8時半デンバーを出発。
本日目指すは砂漠の街デュランゴ(Durango)。

本当はモンテヴィスタまで一気に南下して、それから西に向かった方が早いんだけど、
私たちのとった経路の方が景色が美しいらしい。
ロッキー山脈満喫の旅なわけですね。

10時半、フェアプレーという街で朝食。
ゴールドラッシュの1859年、
近くのタリヨールという街にやってきた一攫千金を目指す金の採掘者達は
もといた鉱山労働者から不当に扱われ、
この街に流れて来て「ここじゃフェアプレーでいこうぜ」ということで
この名を付けたんだそうだ。
標高2,986m。デンバーが約1,584mだから、それより一山分高い所に来てしまった。

さて、朝食の後またドライブに戻りただひたすら走るのみ。
Monarch Passという峠(3,393m)を越え、
Red Mountain Passという峠(3,300m)を越え、
万丈の山を越え、千仞の谷を渡る。
でもそんな山の中でも道は立派。舗装されてない道どころか、対面通行さえほとんどない。
斜陽国アメリカの過去の栄光がここに。

「もうどれくらい走ったの?」とサラが聞き、
メロンが「300マイル(480km)くらいかなあ(←適当)。
ロンドンから300マイルってどこくらい?」と聞き返すと、
「スコットランドまで行くんじゃない‥‥?」とサラ。
確かに今調べると、ロンドンからエディンバラまで332マイルなのであった。
私は日本の自分ちから500kmがどこなのか全然分からん。
調べてみると倉敷くらいまで行くらしい。新幹線使っても5時間はかかるところよ。


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今日の泊まりは、デュランゴの街より20キロほど北にある
LogwoodというB&B。
ホームページ通りすてきなところだったらいいなあと願いつつ、
到着したのは6時半頃。
ドライバーのメロン様、お疲れさまでございました。
本日の移動距離、約600kmにてございます。
これだけ走っても、まだコロラド州内。
ほんと、あんたの国って大きいわ、メロン。
2008/08/02

You may say I'm a screamer

越して来たその日、
パティオ(とメロンは呼ぶがそんなすてきなもんじゃない)で夕食をとってると
子供の叫び声が聞こえて来た。何度も何度も。
「異常行動の子供がいるんだな」とメロンは言ったけど、
もしかしたら児童虐待かも‥‥と考えると、アメリカだし身近にあり得るという気がした。
叫び声は昼夜を問わず聞こえた。

数日後、二人で外出から帰って来てうちの通りを車でゆっくり走ってると、
二軒隣の家の前の歩道で三輪車に乗った3歳くらいの男の子が、
ひとなつっこい極上の笑顔で私たちに手を振って来た。
私もメロンもつられて微笑み、「かっわい~」と言いながら手を振り返した。
ドライブウェイには疲れた感じの南米系の中年女性。
玄関ドアの近くには1歳半くらいの女の子。
男の子が通りに出てしまったので、女性があわてて引き戻すと、
おお、聞き慣れた叫び声が。
スマイリー君はスクリーマー君だったのだ。

虐待された子供があんな極上の笑顔を作れるとは思えないので、やはり異常行動か?
あの女性(多分母親)があんなにやつれているのは、そのせいか?
彼は大きくなったら叫ぶのをやめるのだろうか?
声変わりしたどす黒い声で叫ばれるのはいやだな~。
2008/08/02

超安全な男

サラとメロンは、私が97年にメロンのもとを涙ながらに去り、
イタリアから日本に戻って来た後に仕事を通じて知り合ったらしい。
メロンがイギリスに遊びにいったこともあるし、サラがイタリアに来たこともある。
メロンのアイルランドへの家族旅行にイギリスから合流したこともあるらしい。
一緒に旅行した時は、旅費を浮かすためホテルの同じ部屋に泊まり、
イタリアではもちろんサラはメロンのアパートに泊まった。

サラが来る何日か前、そんなことをふんふんと聞いてると
(それまでも何度も聞いた話ではあるんだけど)
メロンは突然真面目な顔をして、
「一緒の部屋に泊まったりしても、サラとはほんとにいい友達で
全然そんな関係じゃないんだから、誤解しないで欲しい」と言い出した。

あ、全然誤解してなかった。

大体メロンは女から「あの人いい人ね~」と言われるタイプの男なのよ。
いい人で一緒にいると楽しいんだけど、それ以上になることが考えられないタイプ。
いるでしょ、あなたの周りにも。それよ、それ。
メロンには妹が二人いてどっちとも仲がいいし、おばあちゃん子だったし、
ティーンエージャーになってからは妹達と同室できないので、家族の住むアパートを出て
近所に住むおばさんのうちに居候してたらしいし、
男にとっては好ましくない方法で「女慣れ」しているんだと思う。
女を引きつけはするがかき立てない逆フェロモンみたいなのを発しているのかもしれない。
メロンの一番仲のいい友達5人のうち4人は女性だしね。

ま、そんなこんなで全然誤解も心配もしてないわけよ。

今、朝の9時前。サラはまだ昏々と眠っている。
メロンは午前中は仕事で午後から休暇に入るんだけど、
イギリスの眠り姫は果たして眠りから覚めるのか。
G.B.王子のぺろぺろキスを待っているのかもしれない。
2008/08/01

サラ参上

メロンの長年の友人、イギリス人のサラが今日デンバーに到着。
(Saraをサラと書くべきかセアラと書くべきかセーラと書くべきか迷うけど、
ホール&オーツの名曲Sara Smileの邦題は「微笑んでよサラ」だから、サラにする。)
今日と明日はうちに泊まって、土曜日から三人でコロラド州南西部の旅に出発。
5泊6日の後、サラにとっては初めての野球観戦に行く予定。

初めて会うサラは私よりひとまわり小さくて、まるで子供サイズだ。
(はい、正確に言えば私より背が少し低くて、横幅は多いに狭いです。)
イギリスアクセントがすてきだわ~。エリザベス女王みたい~。

ハシエンダというメキシカンレストランに軽い夕食に行ったけど、
イギリスポンドが強いもんで、メニューのすべてがとっても安く感じるらしい。
マルガリータ1杯8ドルちょっとだから、
他のメキシカンレストランに比べたらかなり高いぞってあたしら思うんだけどね。
ビバ大英帝国。
ああ、アメリカってほんとに斜陽国ね。悲しい。
2008/08/01

引っ越し(2)その4

7月23日(水)
今日はケーブルテレビ、インターネット、電話と3つのサービスをお願いしている会社
コムキャストの工事が入る日。
技術的なことが絡む可能性があるからほんとはメロンにいてほしかったんだけど、
仕事を休めないからと私のみで対応。
技術者が10時から12時の間に来るってことで、いろんな人からさんざん待たされたり
キャンセルされたって話を聞いてたから覚悟してたけど、意外と10時過ぎに到着。
テレビがある地下のファミリールームに案内すると、
アウトレットがある壁から少し離れたテレビ置き場まで
どういうふうにケーブルを通すかと聞かれたので、
壁伝いにぐるっとまわしてほしいと伝えて、一階に上がって台所の整理にかかっていた。

1時間くらいで思ったより作業も早く終わって、全部使用可能になってたから
よし、上出来上出来と思っていたのに、メロンが帰って来てケーブルを見て激怒。
壁伝いじゃなくてカーペットの下をくぐらせるのが当たり前だって言うんだな。
そんなことあんた言わなかったじゃない。
日本じゃカーペットの下なんかくぐらせないから、
言ってくれなきゃそれがアメリカじゃ当たり前なんて言われたって困るよって言うと、
技術者は知ってて当たり前だから、あんたにどうするのか尋ねること自体おかしい、
壁伝いって言われた時、
けっ、馬鹿な女、オレは楽でいいけどねって笑ってたはずだと言いやがる。
むかつくね~、この男。メロンのことよ、技術者じゃなくて。
でも、ここでメロンに怒りを持ったままだとこの先の生活が思いやられるので、
とりあえず怒りは技術者に向けることにした。
明日メロンがコムキャストにクレームの電話を入れてやり直しをさせることになった。

7月24日(木)
「今日1時にコムキャストの技術者が来るから」とメロンから電話。
あんね、あたしゃいやだよ。
あんたがいなさいよね、文句つけるのあんたなんだからと言うと、
意外と素直に帰ってくることになった。
1時ちょっと過ぎに技術者登場。
昨日のは寄越さないでくれとメロンがお願いしたらしいが、
やって来たのは若い女の子。れっきとした電気技術者らしい。かっこいい~。
床のケーブルを見て、「これはひどい仕事ですね」って言ってた。
私は自分でコの字型の釘を使ってケーブルを壁に打ち付けないといけないと思ってたけど、
そういうのも技術者がやってくれるんだろうか。
実家の配線工事なんて全部父が自分でやってたから、世間の相場はさっぱり分からん。
結局メロンの言ってたようにカーペットの下をくぐらせたりはしないらしいけど、
女子技術者はドリルで壁に穴をあけて、ケーブルが見えないよう物置の中を這わせたり、
会社には内緒ですよと何メートルか余分にケーブルをくれて
通路をケーブルが横切るのを避けて壁から天井伝いにぐるっと廻せるようにしてくれたり、
メロンの話し相手になってくれたりと、至れり尽くせりの作業をしてくれた。
彼女が帰る時、メロンが何かを渡して、
「え、そんな、いいんですか?」
「とっときなさい」
みたいなやり取りがあって、チップあげたんだなあ、普通渡すのかなあなんて思ってたら、
普通はやらなくていいらしい。
いくらあげたのって聞くと、40ドルって。
すっごいいい子だったし、仕事は丁寧で速かったし、ケーブル余分にくれたしって
いろいろ言い訳してたけど、チップというより姪っ子にお小遣いあげるおじちゃんだね。
ま、よかろう。
2008/08/01

引っ越し(2)その3

7月22日(火)
さていよいよ引っ越し当日。
8時半から9時半の間に来る予定だった引っ越し業者ベイリーズのトレーラーが来たのは、
アンタッチャブルだったガレージの荷物をどさどさと箱詰めしている最中の8時10分。
(ったくなんだよ、メロンお前の靴が詰まったこの大きな箱は。
いくら靴を持ってても足は二本だろ。とっとと処分しろよ、と胸の中でつぶやく。)
来たのは屈強なスラブ系の大男二人と、背は低いけど胸板が厚い南米系の男一人。
メロンが聞いたところ大男はボスニア出身の親子で、もう一人はメキシコ出身だった。
作業通路となる部分の床にカーペットを敷いて、あっという間に荷出しが始まった。
テーブルや椅子なんかの家具は毛布大のキルトで包んで傷がつかないようにして、
ソファーは大判ラップでぐるぐる巻き。
ベッドも解体されて、マットレスは専用の箱に入れられトレーラーに運び込まれる。
いや、あざやか。私とメロンは二人台所でコーヒー飲みながらハルク達にただ見とれる。
強い男ってすてきね~。お姫様抱っこして~。
10時前にはもう家は空っぽになって、新居へと移動。

新居ではリビングに立って、運び込まれる荷物の置き場所を指示するのが私の役目。
でも、一階に置いておくものより地下に行くものの方が遥かに多く、
それもほとんどが本や書類なんで重たい箱ばかりで(小さい箱だけど)、
なんか申し訳なくて「地下にお願いします」と言う声がどんどん小さくなる。
メロンにチップいくらあげるのって聞くと、一人15ドルくらいかなあって言うんで、
私にしてはとってもとっても珍しく20ドルにして、お願いとチップを多めにした。
ほんとは相場は分からず、一人30ドルくらいなのかしら?とも思ってたんだけど、
ま、そこはそれ。

トレーラーが私たちより少し遅れて新居に着いた時、
引っ越し業者の監督官がチェックに来ていた。
メロンがすばらしい仕事ぶりだとほめると、
ハルク達がベイリーズで一番のクルーだと言われたそうだ。
メロンがイタリアから引っ越して来た時、アメリカでの受け入れ業者がここで、
ワイングラスのひとつも割れてなかったので、絶対ここにすると決めたらしい。
しばらく前に会ったメロンのいとこの子供がデンバー市内で引っ越した時、
カ○ボーイ・ムービングとか言うところに頼んだけど
乱暴で物は壊すし失くすし最低だったなんて言ってたし、業者選びって大切ですね。
私だったらきっと値段の安さだけで決めちゃうと思うけど。

1時頃運び込み完了。
見積もりでは1,000ドル行ってたけど、
自分たちで少しずつ荷物を運び込んでて彼らの作業時間を短縮できた分
実際にかかった費用は安くなって700ドル台だった。らぶり~。

ハルク達、ありがとう。
私も荷物だって言えばお姫様抱っこしてくれたかな~。

■  プロフィール

蓮姫さま

Author:蓮姫さま
蓮姫さま
アメリカはコロラド州デンバーに住む女。ロッキー山脈の近くでたまにやるウィンタースポーツは雪かき。

メロン
蓮姫さまのダンナ様。キュートな名前は、ウォーターメロンのような大きな頭ゆえ

G.B.
メロウな愛犬。ソリ引き犬と牧羊犬のミックス。

小メロン
メロンの息子。実はデカメロン。

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